調剤薬局を営んでおり、多くの患者様にご利用を頂いていたことから経営は上手くいっていたのですが、経営者である自分の年齢が高まるにつれ、薬剤師の確保といった人の問題や銀行との交渉など、薬剤師としての仕事以外の経営者としての仕事に負担を感じることが多くなっておりました。
また、家族のなかに後継者がいなかったことから、当時の顧問税理士から紹介を受けた昇継さんに今後のことを相談したところ、M&Aでの事業の売却の提案を受けました。
M&Aという言葉を聞き、最初は「M&Aは大企業が行うもの」との先入観がありました。
しかし、色々とお話を聞くなかで、最近は中小企業でもM&Aが頻繁に行われており、以前ほどハードルが高くないということを知りました。
昇継さんには何度も足を運んでもらい、一緒になって検討をしてくださり、結果として、M&Aで事業を売却することを決定しました。
価格の算定から買手探し、相手方との交渉、契約の手続きまで、すべてにおいて手厚いサポートをして頂き、無事にM&Aでの売却を行うことができました。
従業員に、経営者が代わることを伝えた瞬間の驚きと淋しそうな表情を今でも思い出すことがあります。
しかし、今では新たな経営者のもとでいきいきと働いていると聞いていて、M&Aでの売却を選択してよかったと思っています。
自分がM&Aを行う前は、相手を見つけて、金額を決めて終わりと思ってました。
しかし、M&Aにも色々な方法があり、方法の選択によって様々な違いがあるということを教えてもらい、丁寧なアドバイスを受けながら、自分にとって一番良い方法が選択出来たと思っています。
経営者としての仕事を終え、今では趣味に没頭する毎日を過ごしております。
最初の相談から買手探し、最後の契約まで、ご支援を頂きありがとうございました。